仮想化エンジニア奮闘記

Citrix や VMware をはじめ、仮想化に関する最新技術や設計情報の検証結果を共有します。自分が面白いと思ったものを記事にするので一貫性はあまりありません。なお本ブログは個人のものであり、所属する会社とは関係ありません。内容については自己責任の上、ご参照をお願い致します。

vSANやるぞー!(10)-vSAN障害時の挙動(ホスト障害時)②

皆さま、明けましておめでとうございます。

 

12月は1カ月間まるまる更新ができておらず申し訳ありませんでした。

仕事が忙しく、更新をしている暇がありませんでしたが、失踪したわけではないのでまた今月から記事を投稿してゆきます。12月はちょうどXenApp 7.15を触っていたので、vSANの記事が終わったらXenApp 7.15の記事を書こうと思います。

今年もよろしくお願い致します。

 

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次:vSAN環境でのメンテナンスモード移行

 

 

②Step 2 ESXi4台構成の時にFTT=1の仮想マシンのvmdkが保存されたホスト障害

ESXi 4台(すべて仮想マシン)、ESXi #1上にあるFTT=1の仮想マシンが稼働している状態で、ESXi #3をパワーオフします。(あえてvSANの動きだけを見るため、ESXi #1をパワーオフしてHAはさせません。)

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結論:仮想マシンは稼働し続ける。ホスト障害に伴いDisk Groupが無効となり、ESXiが4台あるため、VSAN.ClomRepairDelayの分数が過ぎたらコンポーネントの再同期が行われる。

 

1) 障害発生前の状態。CentOS7.3はESXi #1(10.17.101.71)上にいます。FTT=1のため、vmdkは ESXi #1(10.17.101.71) と ESXi #3(10.17.101.73) に保管されています。

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2) ここで、ESXi #3をパワーオフします。(9時50分です)

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3) ESXi #3が(not responding)状態となりました。(9時51分) 仮想オブジェクトを見ると、「再構築なしで低下した可用性 - 遅延タイマー」と表示されており、コンポーネントの再同期が行われるまでの遅延タイマーが動いていることが分かる表記です。

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4) CentOS7.3は稼働し続けています。

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5) ESXi 4台なので、5分後にコンポーネントの再同期が行われました。(9時56分)

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6) CentOS7.3のvmdkファイルがESXi #4に再同期されています。

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7) vmdkの再同期が完了しました。

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8) 復旧のため、ESXi #3をパワーオンします。

 

9) 既にESXi #4へのコンポーネントの再同期が完了しているため、コンポーネントの再同期は行われません。仮想オブジェクトは健全状態のままです。

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それでは、次回はメンテナンスモード移行時の挙動を確認します。

 

本日は以上となります。ありがとうございました。