仮想化エンジニア奮闘記

Citrix や VMware といったサーバー・デスクトップ仮想化の最新技術や設計情報の検証結果を共有します。(本ブログは個人のものであり、所属する会社とは関係ありません。)

XenDesktop / XenApp サイジング(8)ーNetScaler

皆さまお疲れ様です。

この記事では NetScaler のサイジングを記事にします。

 

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次:ハードウェアサイジング(準備中) 

 

⑨NetScaler

NetScalerのサイジングの指標となるのは、ICA Proxyの同時接続ユーザー数と、SSLの秒間のトランザクション数なります。

※NetScalerの機能である ICA Proxy については、こちらを参照して下さい。

NetScalerでできること - 仮想化エンジニア奮闘記

 

 

NetScalerは物理アプライアンス版と、仮想アプライアンス版があります。

NetScalerのスペック一覧はこちらを参照して下さい。

NetScaler ADC - アプリケーション デリバリー コントローラー、L4-7ロードバランサー、GSLB - シトリックス

 

 

まずは物理アプライアンス版から見ていきましょう。

エントリーモデルの MPX 5550 でも同時接続ユーザー数5,000、SSLの秒間トランザクションが1,500となります。

ほとんどの環境では、MPX 5550の冗長化込みの2台構成(HA構成)で事足りる

 

なお、NetScalerは2台でもActive / Standby のHA構成となるため、冗長化にしても処理能力は向上しません。

 

 

続いて、仮想アプライアンス版を見ていきましょう。

仮想アプライアンスは適用するライセンスによってアプライアンスの能力が向上します。

最低(VPX10)だと「スループット10Mbps、同時接続ユーザー数15、SSLの秒間トランザクションが1,100」となります。

一方で、最高(VPX100G)では「スループット100Gbps、同時接続ユーザー数9,000、SSLの秒間トランザクションが20,000」となります。

 

勿論仮想アプライアンス版のため、10Gbps以上のスペックにするにはライセンス以外にも

①ハイパーバイザーのNIC自体が10Gbps以上である

②NetScaler VPX の NW Driver が SR-IOV や PCI pass-through になっている

(SR-IOV は Enterprise Plus ライセンスが必要)

などの条件が必要となります。

ほとんどの環境では、VPX 1000(1Gbpsモデル)で事足りる。それ以上のスペックが必要な場合は、ハイパーバイザーの構成やライセンスにも依存するため、物理アプライアンス版の導入も合わせて検討する

 

 

それでは本日は以上となります。

ありがとうございました。