仮想化エンジニア奮闘記

Citrix や VMware といったサーバー・デスクトップ仮想化の最新技術や設計情報の検証結果を共有します。(本ブログは個人のものであり、所属する会社とは関係ありません。)

XenDesktop / XenApp サイジング(2)ーStoreFront / Delivery Controller

皆さまお疲れ様です。

この記事ではStoreFront / Delivery Controllerのサイジングを記事にします。

 

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次:Datastore SQL Serverサイジング

 

①StoreFront

StoreFront サイジングはVDI Handbook上では明確に記載がないため(※)、ネットワールド社のセミナー資料を参考にしています。

 

※VDI Handbook上では、4vCPU / 4GBの1台構成で、CPUを75%使用した時は1秒あたり291アクティビティが行われている、という記載がされています。但し、「アクティビティ」にはログオン以外にもアプリケーションの登録/登録解除/ログオフなどの動作も含まれるため、秒間当たりのログオン処理数は記載されていません。

 

 XenDesktop / XenApp のログイン処理を受け付けるサーバーのため、ログインストームを考慮した台数にする必要があります。

・CPU:4vCPU

・メモリ:4GB

・ディスク:40GB (IISアクセスログの保管期間などによって左右されますが、OS以外に40GB分あれば十分足ります。)

100ユーザー/分 のログオン処理が可能

上記リソースで、冗長化 2台で 1,000 同時接続ユーザー数が1つの指針

 

・StoreFrontにSSL通信(Citrix推奨)で接続することを前提としています。(HTTPの場合は暗号化処理がないため、上記より多くのログオン処理が可能かと思われますが、上記で計算してよいと思います。)

・StoreFrontノード数は6までがCitrixでもテストされていると記載がされているため、StoreFrontリソースのスケールアップも考慮に入れると下記のような拡張性になるかと思います。

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②Delivery Controller

Delivery Controller サイジングはVDI Handbook上で下記の通り記載されています。

・CPU:4vCPU

・メモリ:4GB

・ディスク:40GB (左記以外にOS分のディスク)

5,000 台の VDI を管理

 

Delivery Controller 台数の計算式 (VDI Handbookより)

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ほとんどの環境では、冗長化込みの2台構成で事足りる

 

Delivery Controller はCPU処理が多い傾向にあり、CPU割り当て量が大きければその分管理できるVDI数が増えます。

 

それでは以上となります。ありがとうございました。